私たちの作る海苔は、毎年県が開催する「佐賀海苔有明海一番」という品評会で4年前に称号をいただきました。代々受け継いできた海苔漁師としての伝統を大切に、兄弟でいちから海苔作りを行っています。常に美味しさを更新し続けられるよう、家族で支え合いながら、こだわりを持って作業しています。時間や天候によって海の流れが大きく変わり、栄養状態も変化していきます。海苔のことを常に考え、自信を持った味を提供できるよう、知識の収集も怠りません。しろいしもりのおむすびを食べていただき、海苔の美味しさや生産者のことを少しでも知っていただけたら嬉しいです。
このように季節を通して自然と向き合い、海苔を生産しています。養殖と言いながら海苔漁は天候によって左右されやすいものです。また、常に情報収集をして、潮の流れや育つための栄養が足りているかを読み取らなくてはなりません。忙しい時期は1ヶ月間まともに睡眠を取れない時もあります。時間をかけて育てているこだわりの海苔を、お客様に味わっていただき、しろいしもりを通して海苔生産のことを知っていただけると嬉しいです。